あらゆる「カネ」は実際には存在しない球根なのです
1637年に起こったチューリップバブル
植物学者がチューリップを貴族や商人に配ることで財産を得る
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チューリップは突然変異により珍しい色が出るという発見
→ 実際はアブラムシが運ぶウィルスが原因
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突然変異株は通常より弱くなる為に希少性が更に上る
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全体的に安いチューリップは一般階級に普及
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パリやフランスでチューリップの価格が上がる
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一般人がチューリップで得た高い収入を利用し、更に球根を買い漁る
→ 価格高騰により資産家は手を引く
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先物取引が開始される
→ 売り手は品種・重量を渡す約束
→ 買い手は球根の受取権利を約束手形で決済
→ 球根を入手するまでの期間に権利を他者に売る
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実際には球根がないのに取引を行う仲買が横行
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取引の頭金捻出のために家や土地を売る人が増える
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「無窮の皇帝」という品種には年収の30年分となる値がつく
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突然チューリップの価格が暴落
→ 理由は不明だが、先物取引だったために実際に引き渡すものが無かったためと言われている
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バブルという現象は対象は違えど構造はどれも同じです。
今の世界は「金融バブル」と言える状況ではないでしょうか?
あらゆる「カネ」は実際には存在しない球根なのです。
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